![滝沢古墳。[群馬県北群馬郡吉岡町]](https://blog-imgs-128-origin.fc2.com/b/e/c/beccan/0905takizawakofun-4-1.jpg)
北群馬郡吉岡町です。
町役場の一角に古墳があります。
「滝沢古墳」であります。
=== 案内板より ===
滝沢古墳
この古墳は、下野田の滝沢川右岸に存在したが、
関越自動車道路線にかかっていたので、
発掘調査後、ここに築造当初の形に推定復原したものである。
墳丘は直径11m、高さ2mほどの小円墳である。
高さ1mの付け基壇を有し、石室前には台形に開く前庭がある。
墳丘の表面には軽石や川原石を用いた葺石がある。
周囲には浅い堀が存在した。
![滝沢古墳。[群馬県北群馬郡吉岡町]](https://blog-imgs-128-origin.fc2.com/b/e/c/beccan/0905takizawakofun-4-2.jpg)
埋葬主体部は、全長5.5m、玄室長2.7m、玄室幅1.8mの横穴式両袖型石室である。
側壁の下半部には浮石室角閃石安山岩、
上半部には硬質安山岩を配する乱石積である。
壁石の一部は鑿で削られ、玄室入口には切石の厳門があり、
末期的様相を呈している。
副葬品は古い開口なので、釘、刀子の破片が僅かに出土しただけで
埋納当初の状況は明らかでない。
古墳の年代は、石材の加工技術や構築法などから7世紀と考えられる。
この地域を支配した小豪族の墓であろう。
云々。。。
![三津屋古墳。[群馬県吉岡町]](https://blog-imgs-46-origin.fc2.com/b/e/c/beccan/mitsuya-kofun-1.jpg)
〝古墳〟と一口に言ってもいろいろな形をしたものがあります。
円墳、前方後円墳、方墳、帆立貝形、etc。。。
その中でも、ヒジョーに例の少ないとされる〝八角形墳〟!
群馬県吉岡町にある「三津屋古墳」にやって参りました!
![三津屋古墳。[群馬県吉岡町]](https://blog-imgs-46-origin.fc2.com/b/e/c/beccan/mitsuya-kofun-2.jpg)
おぉ~、まさしく正八角形。
![三津屋古墳。[群馬県吉岡町]](https://blog-imgs-46-origin.fc2.com/b/e/c/beccan/mitsuya-kofun-3.jpg)
八角形墳を観るのは初めてなんです~、
とか思っていたら、気づかないうちに実は3回目でした(汗、、、
石室に線刻の施された、水戸市の「吉田古墳」、
○ http://beccan.blog56.fc2.com/blog-entry-2331.html
今だ、はっきり古墳だとされていないのかも。桐生市にある「武井廃寺塔跡」。
○ http://beccan.blog56.fc2.com/blog-entry-1586.html
しかし、今回の三津屋古墳は、今までの古墳とは違い、
その外観もヒジョーにタイトに復元されています!
形がわかりやすいっ。
![三津屋古墳。[群馬県吉岡町]](https://blog-imgs-46-origin.fc2.com/b/e/c/beccan/mitsuya-kofun-4.jpg)
すげ~♪